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2020年9月8日

IoT導入後、利益が急増!事例にみるドコモの製造IoTの効果

ドコモが製造業向けに展開する2つのIoTソリューション「docomo IoT製造ライン分析」と「iXacs(アイザックス)」は、機械の入れ替えなしに、製造ラインの稼働状況をリアルタイムに可視化・分析できる中小製造業向けサービスです。これらのソリューションは、製造業の現場にて、どのように活躍しているのでしょうか?ドコモの製造IoTを導入した企業の現場を覗いてみましょう。

1. ラインの見直しで生産性が10%向上【大草薬品】

1例目は、神奈川県横須賀市に本社を構える大草薬品株式会社です。昭和6年の創業以来、漢方生薬製剤を中心に胃腸薬「大草胃腸薬」や、便秘薬「大草丸」などの商品を製造・販売する老舗の一般用医薬品メーカーです。同社は「docomo IoT製造ライン分析(以下、IoT製造ライン分析)」を導入し、約10%の生産性向上が実現できているといいます。導入の背景としては、ドコモ・横浜銀行・京急電鉄の3社によって締結された「三浦半島地域の経済活性化に向けた連携と協力に関する協定」があります。この枠組みを通じて、横浜銀行から大草薬品へ、IoT製造ライン分析の実証実験の参加が呼びかけられました。

IoT製造ライン分析は、製造ラインの生産性改善を目的に作業工程の可視化・分析が行えるサービスです。同社では錠剤を封入するライン機器に十数個のセンサーを配置して、振動を計測することで稼働状況を調査しました。この実測結果をもとに分析を行い、錠剤の封入作業における工程の見直したことで、生産性が10%向上することが判明したのです。

docomo IoT製造ライン分析の1日あたりの生産数量

大草薬品の社長である大草貴之氏は、「docomo IoT製造ライン分析」を導入した決め手として、「安価であったことと、既存生産設備をいじらずに外付けセンサーを取り付けるだけという導入の手軽さ」を指摘。そのうえで、同サービスを「現場の製造担当者が生産性向上について、今までにないほど具体的な議論に加わるようになった。これまでは感覚で済ませてきたものを定量的に理解できるようになったことが大きい」と評価しています。「docomo IoT製造ライン分析」によって、製造ラインの可視化・分析がより正確に行えるようになり、業務効率化につながった好例といえるでしょう。

2. IoT導入後、利益が「5億円増」に!【旭鉄工】

続いて、もう一つの「iXacs」の導入事例を見ていきましょう。こちらは、愛知県碧南市に本社を構える、昭和16年創業、エンジン部品やブレーキ部品などの自動車部品を製造する旭鉄工株式会社に導入されています。実はiXacsは、同社のグループ会社であるiSmartTechnologies社のサービスで、親会社のシステム化・可視化に効果があったこのソリューションを、横展開・システム外販するために設立された会社となります。旭鉄工がIoTに取り組んだきっかけは、トヨタ自動車から「1時間毎の生産予定数」「実績数」「設備の停止時間」などの記録をするように、という指導がきっかけでした。同社ではもともと、一人が複数の製造ラインを担当しているケースも多く、またサイクルタイムが4秒程度と速いところもあるため、1時間毎の生産実績数の正確な計測ができていませんでした。指導を受けた後は、機械が停止した際の「時間」「理由」も含めて測定・記録していましたが、ストップウォッチを用いて正確に計測するのは難しく、人の感覚に頼る手法でした。また、短い停止は記入しなかったり、書き忘れも発生するなど、正確性に欠けていました。

そこで、業務改善や生産性向上に向けた解決手段として開発に至ったのがiXacsです。開発当時の旭鉄工では、20年以上使用している機械・設備が50%で、そのうち昭和の時代に製造されたものが10%占めていました。ITベンダーが紹介するIoTシステムに関しても、古い設備には対応していないものがほとんどでした。「ないものは作るしかない」という考えのもとに、iXacsの開発が始まったのです。iXacsを用いることによって、効率が改善されたライン数は従来の9倍(2015年の6ラインから、2019年は52ラインに増加)となり、生産能力は従来から43%向上しました。さらに、利益については何と5億円も増加となりました。IoT導入前後で、同社の売上が急激に変わったわけではありません。これには生産性向上による労務費の低減3億円分もありますが、それ以外に各種経費のカイゼン活動を進めるという企業風土の変革がありました。IoT活用により生産性向上のみでなくその他の変革も進んだのです。

旭鉄工の変革

 

3. 「IoT製造ライン分析とiXacs」どっちのサービスを選べば良いのか?

ドコモが提供する製造IoTは両サービスとも安価で、現状の設備に大きな変更を加えることなく手軽に導入でき、製造ラインの可視化・分析が行えます。しかも、今回紹介した事例のように、ビジネスに直結する効果が見込めるサービスです。導入後のサポート体制も万全で、利用者の生産性向上をサポートします。「docomo IoT製造ライン分析」と「iXacs」は、どちらも製造業の業務効率化に貢献するソリューションですが、「docomo IoT製造ライン分析」は振動センサー、「iXacs」は光・磁気センサーを用いて計測を行うという点で異なります。そのため、得意とする工程にも違いがあります。どちらを選ぶべきかわからないという企業も多いでしょう。まずは、お気軽にドコモまでお問い合わせください。最適なIoTサービスをご提案いたします。

 

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