人事処遇制度の見える化から改革に着手

企業の競争力は、ヒトの力の上で成り立つ─。こうした考え方のもと、社員の満足度や働く意欲を高めようとする企業が増えています。

そうした取組みにいち早く乗り出し、成果を上げてきた企業のひとつが、「社員と会社が強くつながる」という経営理念を掲げるイリオスネット株式会社です。代表取締役社長の宮﨑 毅さんは、従業員満足を重視する自社の経営方針について次のように説明します。

「会社にとって一番大切なのは社員であり、社員が楽しんで仕事をできない会社には、お客さまを幸せにする力も、自らを成長させる力も生み出せないというのが、当社の考えです。ですから、社員と会社とのつながりを強く保ちながら、すべての社員に働きがいを感じてもらうことにこだわり続けてきました。その取組みが当社の競争力を下支えしてきたといえます」。

イリオスネット株式会社
代表取締役社長

宮﨑 毅 さん

イリオスネットは、株式会社コシダテックのグループ企業で、個人/法人に向けたICT機器(情報通信機器)の販売・保守・修理を中核の事業とする会社です。従業員数は2019年3月末時点で669名。ICT機器の販売店のほかに、釣具店やセレクトショップ、カフェなどの経営も手がけ、関東甲信越地域を中心に全国33店舗(2019年7月現在)を運営しています。

そうしたイリオスネットの社長に宮﨑さんが就任したのは2011年のことです。

「当時は、各店舗の成績が今日のように優れたものではなく、なかなか厳しい状況でした」と、宮﨑社長は振り返ります。

その状況打開の一手として、宮﨑社長が重視したのが、今日の経営理念に通じる「社員と会社とのつながりを強めること」であり、社員の満足感やモチベーションを高めることです。手始めとして宮﨑社長は、人事処遇制度の改革に乗り出しました。

「当時の人事処遇制度で問題だったのは、何をどうすれば、どのポジションに就けるのかが不透明、かつ曖昧だったことです。自分の働きに対する会社の評価が不透明であると、社員は会社を遠い存在に感じ、働く意欲は高まらず、結果として、会社の業績も上向いていきません。そこで、人事考課と処遇の公正さと透明性を高めることが急務と判断し、制度をゼロから作りなおし、会社の賃金体系をすべてオープンにする施策を急いだのです」(宮﨑社長)。

この改革によって、「社員たちは、自分の成果と昇給・昇格との関係性が見えるようになり、それぞれのモチベーションをアップさせたと確信しています」と、宮﨑社長はいいます。

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