2018年12月25日導入事例

観光戦略を最大化させるデータ分析

熊本県玉名市さま

求めていたのは、実態に即した統計情報

熊本県の県北に位置している玉名市。昔から菊池川の豊かな水を利用して、水稲作物、トマトの栽培などを非常に盛んに行ってきた。なかでもミニトマトは全国出荷高1位を誇っている。また1300年の歴史を誇る玉名温泉があることから、温泉が豊富な熊本のなかでも温泉地として有名な自治体でもある。

玉名市は平成25年の3月に玉名市観光振興計画を策定。それをつくるにあたり、観光庁による国のデータや県の観光統計調査データを活用していた。ところが、九州を訪れている外国人観光客の6割が中国、韓国人であることがわかったものの、実際に彼らがどのようにして滞在しているのかまでは把握できなかった。玉名市産業経済部ふるさとセールス課の和田さんは当時のことを振り返る。

「玉名地域の状況をよく知っているコンサルタント会社の方と協力して、内閣府が推し進めていた『RESAS』という分析システムを使おうとしていました。しかし、どこの国・地域からどれくらいの外国人観光客が玉名市を訪れているのかを把握することはできませんでした。コンサルタント会社の方から『モバイル空間統計®』の存在を教えていただき、玉名市のように小規模の都市でも、たとえば2時間以上滞在している外国人観光客の動向をつかめることがわかったので、導入することを決めました」。

玉名市
産業経済部
ふるさとセールス課

和田 耕一 さん

その玉名市のコンサルティングを担当しているのは、株式会社よかネットの原さん。九州エリアのまちづくりや都市計画をサポートし、このモバイル空間統計の導入を後押しした人物だ。

「観光振興計画のなかで一番わかりやすい指標は観光入込(いりこみ)客数(*1)です。その増減を計りやすい指標として宿泊観光客数があります。これは旅館やホテルの宿泊者数を集計すればわかるのですが、昨今の民泊などが増えている需要はなかなかつかめません。車中泊やキャンプも同様です。そういったデータの取りこぼしがあることと、日帰り観光客数に関してはいろいろな施設の入込客数を足し合わせて推計しているので、果たしてそれが正確なのか懐疑的でした。そこで、ローミングデータを集計して人口を推計するという『モバイル空間統計』は最も信頼性の高い統計情報だと考え、玉名市さまと協議した結果、導入を決めました」。

モバイル空間統計とは

ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを使用して作成される人口の統計情報です。日本全国の1時間ごとの人口分布を、24時間365日把握することができます。国内人口は性別・年齢層別・居住エリア別、訪日外国人は国・地域別の人口構成を知ることが可能に。防災・交通計画、まちづくり、観光振興、店舗支援などに活用されています。

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