2018年12月20日導入事例

ITが明るく照らす、農業のおいしい未来

高知県本山町さま

ブランド米の品質維持・向上のためにITを

四国のほぼ中心に位置する高知県本山町。自治体の真ん中を吉野川が西から東へと流れ、その南岸には標高800mの高さまで棚田が広がっている。

本山町の棚田。豊かな田園風景は圧巻だ。

本山町では代表的な産業である稲作において、クオリティの高い農業と水稲栽培に取組んでいる。その成果が「土佐 天空の郷」というブランド米だ。平成22年と平成28年に「おいしいお米日本一コンテスト inしずおか」のグランプリを二度受賞。複数回グランプリを獲得したのは「土佐 天空の郷」だけである。

そんな稲作にさらなる発展が期待される本山町では、「PaddyWatch」という水稲向け水管理支援システムが導入されている。

本山町の町長を務める細川博司さんは農家の12代目でもある。そんな彼はこの導入背景を次のように語る。

「本山町には水田が240ヘクタールあるとされています。そのうち人の手で経営的に栽培されているところが160ヘクタール。そのなかで『土佐 天空の郷』に携わる生産者は30数名といった具合です。稲は1年に一度しか収穫できません。これまでの慣行的な農法スキルだけでは今後耐えられないだろうということから、栽培方法を平準化・標準化してマニュアルをつくっていきたかった。それに従って、バランスの取れた水稲栽培をしていきたいと考えました。そのために、ITの活用が必要だったんです」。

PaddyWatchの導入にあたり、財団法人本山町農業公社の専務理事である和田耕一さんから熱心なプレゼンがあったという。ブランド米として有名になった「土佐 天空の郷」のクオリティを維持・向上したいと考えた和田さんにとって、水稲栽培を支える水の管理を徹底するためにテクノロジーは必要不可欠な要素だった。

「やはり水稲というくらいですから、お米は水によって本当に品質が変わってしまいます。そこで、水の管理を随時スマートフォンやタブレットから確認できれば、さらなる品質の向上につながると考えました。現在は町内の各地に気象計付のPaddyWatchを10台導入し、各地域の気象状況を把握するために使っています。その他、水温と水位を測ることのできるPaddyWatchも90台導入しているんですよ。各農家さんに配り、水を管理したい農地に設置しています」。

「PaddyWatch 水稲向け水管理支援システム」とは?

圃場の水位・水温を測定し、スマートフォンやタブレットなどを使って遠隔地から圃場の状況を確認できるサービスです。水位や水温などが設定した基準値から外れた際にメールでお知らせします。

市販の乾電池で田植えから収穫まで、1シーズン稼働でき、特別な工事は不要で、すぐにご利用になれます。専業農家や兼業農家の水田管理において、省電力とコスト削減を実現。労力の効率化ができるため、空いた時間を他の作業へ振り分けることが可能です。農薬・肥料の効率散布にもつながり、経費・ロス率も削減して収穫アップを実現。病害虫・雑草対策、高温障がい対策としてもご利用になれます。

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