とにかく迅速に、乗客を迎えにいきたい

大正12年に「倉岡バス」という社名で創業し、昭和3年に現在の社名へと変わった熊本タクシー株式会社。2019年で創業96年、現在は熊本市民の足として、200台のタクシー車両で営業している。また同社のグループ企業では、観光バスや訪問介護、旅行業や保育園なども展開。タクシーサービスを軸に、さまざまな事業を手がけているのが特徴だ。

タクシーの営業は大きくわけて、乗客から電話を受けて無線で配車する「無線配車」営業、駅や需要の高いビル前などで待つ「付け待ち」営業、それから道などで手を挙げる人を乗せる「流し」営業という、3つのパターンがある。熊本タクシー株式会社は、他社よりも迅速にニーズに対応できるよう、「配車アプリ」や「電子マネー決済システム」などを積極的に導入してきたが、もっと効率的に時間のムダなく顧客のニーズに応えられないものかと考えていた。そんな思いが「AIタクシー®」を導入するきっかけになったと、熊本タクシー株式会社 代表取締役社長 倉岡さんは語る。 

道で手を挙げる人を乗せる「流し」営業が、売上の6割以上の割合を占めている

「当社の場合、流し営業の売上がほぼ6割から7割くらいを占めています。つまり、流し営業は最も重要な営業形態ということになります。しかし、どこに流しのタクシーを待つお客さまがいるかを予想するのはなかなか難しいことです。AIタクシーを導入することによって、そうした需要予想がつきやすくなりました。また無線配車においても、AIタクシーはどこでお客さまが乗るのかを知らせてくれます。お客さまが待つ場所まで、とにかく早くお迎えに上がりたいという当社の目的にAIタクシーは応えてくれるので、導入に至りました」。

また、営業部長の久本さんは、別の観点からAIタクシー導入の経緯を説明する。

「ドライバーとして初心者の方の、積極的な採用のためにも導入を決めました。これまでは新人ドライバーを育てるのに非常に苦労したのですが、AIタクシーを導入したことで乗客の流れが非常にわかりやすくなったので、指導がとてもしやすくなりました。すると入社3日くらいの新人ドライバーが、ベテランドライバーよりも売上を出したという実績も出てきたんです。熊本市内のある求人誌で、熊本タクシーのAIタクシーの導入事例について大きく紹介したところ、タクシー未経験者の方の応募が増えました。未経験者の方でもあんしんして仕事できる環境づくりが当社の第一目標ですし、人材確保の面でもとても助かっています」。

「AIタクシー®」とは?

AI(人工知能)を使い、未来のタクシー需要予測の情報を配信するサービスです。人流をリアルタイムに把握することで効率的なタクシー運行を実現することができ、ドライバーの生産性向上に貢献します。また、タクシーを利用するお客さまが短い待ち時間で乗車できるので、満足度の向上も見込めます。電車遅延やイベントなどの突発的な乗車需要の増加にも対応し、潜在的なタクシー需要を浮き彫りに。タクシー運行を効率化することにより、働き方改革や生産性向上を促進します。

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