三重県伊賀市に本社・工場を構える株式会社ケイ・テイ・エイ(以下、KTA)は、ステンレス鋼材の溶接技術や製缶加工技術を土台にしながら、各種機器・装置の製造を手がける事業者だ。創業は1993年。工作機器メーカーや医薬品・化粧品メーカー、樹脂メーカーなどを主要顧客とし、各社が要望する製作機械・生産装置をオーダーメイドで作り上げている。近年では、顧客企業のニーズをヒアリングして図面に起こし、機械・装置へと形にしていくビジネスも多いという。
そうしたKTAの特色の一つは「若さ」にある。高齢化が進む製造業界にあって、同社の従業員約50名の平均年齢は30歳代。人手不足という悩みは抱えながらも、「現場で働く若い従業員たちは、コミュニケーションを上手にとりながら、連携して仕事を進めています。彼らの創造力と熱意は、当社の最大の強みといえますね」と、武田 勝氏は誇らしげに語り、こうも続ける。
「当社のものづくりは、同じ製品を大量に生産するのではなく、オーダーメイドの製品を、一つひとつ丹念に、創意工夫を凝らしながら仕上げていく仕事です。同じ工場で作業をしている技術者が、それぞれ異なる製品を作っていることもあります。このようなものづくりは、経験の浅い若手にとって難しい面もありますが、自分のアイデア・努力が目に見える形や成果となって表れるので、やりがいも強く感じられます。それが、若手のモチベーションにつながっていると思います」
株式会社ケイ・テイ・エイ
PROCESSING INDUSTORY
Management Section Head
武田 勝 氏
そんな同社の従業員が、業務中に常に携帯しているのがドコモのタブレットだ。タブレットは現場の業務には欠かせないツールであり、「これがないと仕事にならないほど重要な役割を担っています」と武田氏は説明する。では、タブレットは具体的にはどう使われているのか──。同氏は、導入の経緯とともに、実際の活用法を教えてくれた。
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