人的負担の削減と効率改善で、創造的業務へシフト

「地域農業と地域社会に貢献する」を経営理念に、豊かで暮らしやすい地域社会の実現をめざす下関農業協同組合(以下、JA下関)は、「農業生産の拡大と農家の所得向上」を注力する方針として掲げている。また、地域貢献活動として、子どもを対象にした食農教育に力を入れていることも特徴だ。ほかにも、販売チャネルを広げるため産直市場「いただきま~と」の運営をスタート。順調な売れ行きを見せ、事業開始から2年後の2018年には2号店も開店し、地域住民から多くの支持を得ている。

かねてより経営改善計画を推進していたJA下関では、組合員である農家にあんしん・安全な農産物を栽培するための指導や、肥料・農薬・農機具などの販売を行う営農経済事業の効率化が課題として挙がっていた。下関農業協同組合 代表理事 常務理事 藤川さんは「これまでの農業協同組合は、信用・共済事業で稼いで営農を支えていくという構図でしたが、営農経済事業が自立できるようにしたいと考えていました」と話す。

JA下関が運営する産直市場「いただきま~と」は多くの地域住民から支持されている。

農業用肥料や資材などを受注販売しているJA下関は、約3万人の組合員から受ける注文書処理作業に膨大な時間を要していた。

「人的負担が大きく非効率な業務を改善するため、ITの力を頼ることができないだろうかと模索していました。そのなかで、『WinActor(ウィンアクター)』というRPA(ソフトウェアロボットによる業務自動化)ツールを知り、すぐに試験導入を決めました」。営農経済部 経済課次長 藤田さんはこうも話す。

「大量に届いた注文書は、オペレーターが一件ずつパソコンで手入力していました。そのため、集計し組合員さまのもとに商品を配送するまでに多くの時間がかかっていたんです。そこでこの作業をRPAツールの導入で自動化すれば、大幅な時間短縮につながると考えました。『WinActor』は初期コストが低く、スモールスタートできる点も導入の決め手になりました」。

「WinActor」とは?

Windowsパソコンにおけるパソコン操作をシナリオとして記録させ、パソコン操作を自動化するソフトウェア型ロボット。プログラミングの知識がなくても、集計データ加工作業や検索・リスト作成業務、Webサイトからの情報収集、請求書や申込書・案内状の発行業務といった業務を自動化・効率化できる。

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