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2019年9月13日

バス車内に整備されたフリーWi-Fiで乗客の満足度が向上

広島県内のバス運行会社さま

広島県内で高速バスを運行する5社は、車内にドコモWi-Fiを導入した。キャリアフリーで外国人客も使えるWi-Fiは、他社との差異化や満足度向上に役立っている。

導入前の課題
  • 1 高速乗合バスを利用する乗客の満足度を向上させるために、バス車内にWi-Fi環境を整備して快適な移動時間を過ごせるようにしたかった。
  • 2 高速乗合バスは山間部の高速道路も走るので、山間部でも通信が安定しているWi-Fi環境を整備したかった。
  • 3 バスの車内に設置するので、乗務員にも乗客にも邪魔にならない小さなWi-Fi機器を導入したかった。
導入後の成果
  • 1 「ドコモおくダケWi-Fi」はキャリアフリーなので、利用できるキャリアが限定されない。 多くの乗客がインターネットの動画などを見て、バスでの移動時間を快適に過ごしている。
  • 2 「ドコモおくダケWi-Fi」はドコモのLTE回線を利用しているので、 通信エリアが広く、山間部の高速道路でも通信が安定している。
  • 3 LTE回線を利用している「ドコモおくダケWi-Fi」は回線工事が不要。 コンセントを電源にさすだけのコンパクトな設計なので、バス車内に設置しても邪魔にならない。
1. コンパクトな機器でバス車内がWi-Fiエリア化

広島市の中心部にある広島バスセンターから1台の大型バスが出て行く。福山市に向かう高速乗合バスだ。車内の乗客を見るとパソコンやタブレットなどをインターネットにつなげている人がいる。運転席の後ろに設置された「ドコモおくダケWi-Fi」のアクセスポイントに接続しているのだ。乗客からはキャリアが限定されず誰でも利用できるので便利だと評判がいい。

高速乗合バスでの移動中にインターネットを利用する人は多い。

広島市と広島県東部地域を結ぶ高速乗合バスは4路線あり、広島交通や中国バスなど5つのバス会社が共同運行している。その高速乗合バス4路線に「ドコモおくダケWi-Fi」が導入されたのは、2019年の春。広島交通の礒川さんの提案だった。

広島交通営業部企画課次長 礒川さん

「最近はパソコンやタブレットなどを持ち歩く方が増えていますし、フリーWi-Fiが発達した海外の国々の方も高速乗合バスを利用します。バス車内で手軽にインターネットに接続できれば、動画を見たり調べものをしたりできて、乗客の満足度が上がるだろうと考え、Wi-Fi環境の一斉整備を共同運行会社が集まる会議で提案しました」(礒川さん)。

礒川さんが提案した「一斉整備」というのは、高速乗合バスの車両すべてに整備するということ。乗客が高速乗合バスの路線を往復したとき、行きと帰りが違うバス会社の車両だったとしても、同じようにWi-Fiが使えることが乗客の満足度を向上させるには重要だと考えたからだ。共同運行会社のひとつである中国バスの宇田さんは、礒川さんの提案を聞いてすぐに賛同したという。

「ほかの交通機関との競争を考えると、これからの高速乗合バスは乗客を輸送するだけでなく、車内で快適に過ごしていただくためのサービスを提供する必要があります。それに、高速乗合バス4路線のひとつ、広島~尾道の路線には外国人観光客が大勢乗車しますのでインバウンド対策としてもWi-Fiを整備する必要性を感じていました」(宇田さん)。

ほかの共同運行会社も賛同し、礒川さんたちは導入するシステムの選定をはじめた。選定のポイントとしたのは、車内に設置しても邪魔にならないこと、利用できるキャリアが限定されないこと、山間部の高速道路を走っているときでも通信が安定していること、この3つだった。そして選んだのが「ドコモおくダケWi-Fi」だった。

「中国バスでは、当時すでに東京などに向かう高速バスにフリーWi-Fiを整備していましたが、利用できるキャリアが限定されていたため、乗客の一部の方から接続できないと苦情が出ていました。ドコモおくダケWi-Fiはキャリアが限定されていないので、多くのお客さまに利用していただけると思いました」(宇田さん)。

「ドコモおくダケWi-Fiを選んだ一番大きな理由は、山間部でも通信が安定しているところです。機器もコンパクトにまとまっておりますので、バスに搭載した際、運転に支障がありません。それが理由で選びました」(礒川さん)。

「ドコモおくダケWi-Fi」は電源につなぐだけで利用可能。

「ドコモおくダケWi-Fi」とは?

ドコモのLTE回線を利用した、回線工事不要の法人向けキャリアフリー公衆Wi-Fiサービスです。機器を電源につなぐだけで周辺を簡単にWi-Fiエリア化することができます。屋内設置はもちろん、車両や屋外への設置タイプもありますので、鉄道やバス、商店街や屋外イベントなど、さまざまなシーンに活用することができます。

2. データ通信量を気にせずインターネットを利用

広島バスセンターの6番乗り場に尾道・因島行きの高速乗合バスが入ってきた。待っていた乗客が乗り込んでいく。そのなかには乗降口に置いてあるWi-Fiの利用マニュアルを手に取って座席に向かう人もいる。高速乗合バスの運転を担当する中国バスの中島さんはその様子を見て、フリーWi-Fiを利用する人の多さに驚いたという。

「大勢の方が利用マニュアルを持っていかれます。フリーWi-Fiって需要が多いんですね。ドコモおくダケWi-Fiは接続方法が簡単で、すぐにログインできますから、動画を見られたりする方はかなり喜んでおられます。 フリーWi-Fiが使えてうれしかったといわれたこともあります」(中島さん)。

中国バス乗務担当社員 中島さん

広島交通高陽営業所所長の原田さんも、高速乗合バスの乗務員などから「ドコモおくダケWi-Fi」を利用している乗客が多いという報告を受けているそうだ。

広島交通高陽営業所所長 原田さん

「バスのチケット売り場でも、高速乗合バスにフリーWi-Fiは整備されているか、と尋ねられることがよくあります。インターネットの動画などを見るとデータ通信量の消費が増えますので、スマートフォンなどのデータ通信量を気にしている方にも、ドコモおくダケWi-Fiがとても好評です」(原田さん)。

3. Wi-Fi接続時のバナーでリピーターを増加

中国バスでは「ドコモおくダケWi-Fi」を高速乗合バス4路線以外のバスにも導入している。その数は51台(2019年7月時点)。乗客の満足度向上に加え、「ドコモおくダケWi-Fi」に接続した時に表示されるバナーが、中国バスの乗客増加につながると宇田さんはいう。

「バナーをクリックしていただくと当社のサイトに移動します。そのサイトにはお得なサービスなどを掲載していますので、広告効果で中国バスのリピーターが増加すると思います」(宇田さん)。

「ドコモおくダケWi-Fi」の導入で高速乗合バスの移動時間をより快適にした共同運行会社5社。一斉整備を提案した広島交通の礒川さんには「ドコモおくダケWi-Fi」をバス車内以外の場所にも導入するアイデアがあるという。

「バスの停留所にも導入すれば、インターネットでその地の地図を調べたり、次の交通手段を探したりすることができますので、乗客の満足度がさらに上がり、高速乗合バスのファンが増えるだろうと考えています」(礒川さん)。

中国バス運輸部シニアエキスパート 宇田さん

目的地に乗客を輸送するというメインのサービスに加え、快適さや利便性といった付加サービスを提供する高速乗合バス4路線。今後も「ドコモおくダケWi-Fi」の活用を広げ、集客効果を発揮するサービスを展開することだろう。

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