院内電話の品質と利便性は、患者の命にかかわる

福井大学医学部附属病院は、福井県内唯一の特定機能病院だ。

院病床は600床に上り、1日平均約1,200名の外来患者を診察する一方、最先端医療の研究・開発・実践にも力を注ぐ同院では、「最高・最新の医療を安心と信頼の下で」を理念に、心の通い合う医療の実現に努めている。そのため、診療科の縦割りを廃すなど、組織改革などにも熱心に取組み、集学的治療を実践している。

そうした同院が抱えていた課題は、スタッフ用PHSの環境が老朽化したこと。

通信環境を改めるため、手始めにWi-Fi経由での院内スマートフォンの活用を試みたという。その経緯について、院長の腰地氏は次のように振り返る。

「病院内では医療機器への電波の影響を考慮しなければなりません。そのため、影響の少ないPHSを長く内線電話として活用していました。しかし経年劣化によってPHSのバッテリーの消耗が激しくなり、電話交換機も耐用年数を超え更新する必要がありました。そんななか、新病棟を開設することが決まったので、それを機に院内の通信環境を再構築し、PHSではなく、Wi-Fiを利用する院内スマートフォンに切り替えることにしたんです」。

 

ところが、使用状況や場所などによってWi-Fi通信が安定せず、通話が途切れがちになるという問題があったのだ。

福井大学医学部附属病院
院長

腰地 孝昭 氏

「通話途中に音声が途切れてしまうというのは、かなりのストレスを感じるものです。加えて、連絡をすぐに取りたい相手が席を外している場合、折り返さなければならず、タイムロスが発生してしまっていました。患者の命を預かる医療現場において、短いタイムロスでも重大な問題へと発展しかねません。ですから、もう一度PHS回線へ戻す案も検討しましたが、高額な導入費用がネックで、実施に踏み切ることができなかったんです」と、経営企画課課長補佐の清水氏は語ってくれた。

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