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2018年6月29日

時間栄養学でコンディションを整え、最高のパフォーマンスを実現

アビームコンサルティング株式会社さま

社員の健康を支える健康経営に取組むなかで、アビームコンサルティングが着目したのが「時間栄養学」です。 その時間栄養学をもとに開発されたドコモが提供するサービス「リボーンマジック」を活用しながら、社員のパフォーマンスとコンディション、その両方の維持・向上に力を注いでいます。

導入前の課題
  • 1 仕事柄、どうしても食事や睡眠が不規則になりがちな社員の健康管理が課題だった。その解決策として「時間栄養学」に着目。
  • 2 「リボーンマジック」の全社導入にあたり、社員一人ひとり自主性と継続性が課題でした。
  • 3 効果が実証された「リボーンマジック」のさらなる活用を模索。
導入後の成果
  • 1 「リボーンマジック」は「時間栄養学」をベースに開発したと知り、1か月のトライアル導入をしたところ、7割以上で内蔵脂肪の数値が改善するという驚きの結果に。
  • 2 ゲーム感覚で、隙間時間に情報・状況を確認できる利便性、さらに利用に応じてコインが入手できるインセンティブなメリットが好評で800人が登録。健康データも良好という結果に。
  • 3 メンタルの不調から休職する社員向けの再発予防プログラムに「リボーンマジック」を活用。「時間栄養学」の考えが体調管理とマッチすることから、入り口ツールとして効果を発揮。

1. 健康支援室を立ち上げ、社員の健康リテラシーの向上へ

12の国と地域でグローバルに事業を展開する総合コンサルティングファームのアビームコンサルティングでは、人材が唯一無二の資産であるとの考え方から、社員自らが健康をマネジメントし、高いパフォーマンスを維持することを経営戦略の一つとしています。

健康支援室では、社員の健康維持・増進に向けた社内セミナーの実施や情報発信など、幅広い活動を行っています。

2018年から、同社が健康経営の柱として展開しているのが『Business Athlete Support Program』です。

社員をビジネス界におけるアスリートとして捉え、長期的に高いパフォーマンスが発揮できるよう、頭・体・心のコンディション作りのサポートに取組んでいくというものです。

健康支援室マネージャー、保健師・キャリアコンサルタント 三上京子さん

健康支援室マネージャー、保健師・キャリアコンサルタント 三上京子さん

「クライアントに対して質の高いサービスを提供するためには、社員はビジネスにかかわる知識・能力だけでなく、自身が常に最高のアウトプットを提供するための健康リテラシーが必要です。
高いパフォーマンスを維持するために、心身のパフォーマンスもベストな状態を保つという、非常に難しいことが求められているのです」(三上さん)

社員への健康サポートを行っていく上で課題としてあったのが、コンサルティング業界特有の働き方です。

「弊社の場合、クライアント企業に出向いて業務を行うケースがほとんどです。
そのため、不定期に国内、国外を問わず勤務地が変わる上、長期出張なども多く、食事や睡眠が不規則になりがちです」(三上さん)

そのような状況だからこそ、健康に対しても、社員一人ひとりの自己管理能力が求められます。
変化の多い環境であっても、自らの力でコンディションを整えるための健康リテラシー向上が不可欠でした。

健康支援室では、そのためのメニューやコンテンツを提供する一方で、社員が取組みやすく、より効果的な方法の確立や情報収集なども積極的に行ってきたそうです。

健康支援室マネージャー、保健師・健康運動指導士 安倉沙織さん

健康支援室マネージャー、保健師・健康運動指導士 安倉沙織さん

「産業保健分野にこだわらず、視野を広げて、資料や論文を集めて読み込んだり、社外の先進的な健康イベントやジムの体験レッスンに参加したりしました」(安倉さん)

そうしたなかで辿り着いたのが、時間栄養学。

私たちの体のなかには体内時計があり、食べものの消化や吸収、エネルギーの消費、脂肪の代謝などの働きと重要な関係があることがわかっています。
体内時計を整えるために、「いつ食べるか」を考えたのが、時間栄養学です。
「何を食べるか」の前に「いつ食べるか」が重要なため、無理な食事制限やトレーニングなども必要ありません。

時間栄養学における、朝食を食べた場合と抜いた場合の比較図

時間栄養学における、朝食を食べた場合と抜いた場合の比較図

時間栄養学にもとづいたタイミングで食事をすると、メンタルが安定するといった効果が期待できます。

「コンサルタントという職業柄、ロジカルに物事を考え行動する弊社の社員にとって、時間栄養学という理論に裏付けられた取組みは理解しやすいと考え、健康経営の施策の一つとして取り入れることにしました」(安倉さん)

2.1か月間トライアルとして導入したところ、7割以上で内臓脂肪の数値が改善

時間栄養学について深く調べていくうちに、ドコモが時間栄養学をベースに開発したスマートフォンアプリ「リボーンマジック」と出会い、トライアルとして導入することになりました。

「社員45人を対象に1か月間実施したトライアル結果について検証を行ったところ、7割以上で内臓脂肪の数値が改善され、なかには見た目で変化がわかる人もいました」(安倉さん)

また、アプリには理想的な生活時間・体調であるほどスコアが高くなるという設定がされており、このスコアも非常に高い割合で改善が見られました。

「リボーンマジック」の概要図

「リボーンマジック」の概要図

さらに安倉さんは、社員が自覚するコンディションのスコアも大きく改善されていたことが、特に興味深い結果であったと話します。
約9割が「体調の改善を自覚している」と回答。
「内臓脂肪」や「便通」「目覚め」といったものから、「気持ちが前向きになった」「疲れにくくなった」など、数値では測れない部分についてもよい結果が出ていることがわかりました。

「眠気がなくなった」「午前中の集中力がアップした」という意見も聞かれ、仕事面においてもプラスの影響が出ていることがうかがえます。

「しっかりと取組むことができれば、1か月間で効果が出ることがわかりました」(安倉さん)

健康支援室では、このトライアル結果をまとめ、2017年に行われた産業衛生学会にて発表を行いました。
そのなかで、聴講者の多くが興味を示していたのが「時間栄養学」という考え方、そして「スマホアプリ」を活用している点です。

トライアルの参加者からも、「スマートフォンから気軽にアクセスできるので、隙間時間に"いつ何を食べればよいか"という情報や実施状況を確認でき、続けやすかった」といった意見も多く聞かれ、ツールとしてアプリを活用することが、継続する上での大きなメリットになっていることがうかがえます。

ゲーム感覚で楽しくできるといったことも、利用者にとっては魅力の一つになっているようです。

健康支援室マネージャー、保健師 鈴木さやさん

健康支援室マネージャー、保健師 鈴木さやさん

「『個性的なキャラクターがロジカルに教えてくれるから、楽しいよね』とか『アプリをはじめてから朝ごはんを食べるようになった』など、社員同士の日常会話として「リボーンマジック」の話題が聞こえてくることもあるんです」(鈴木さん)

気軽に取組めるアプリの利便性も相まって、社内では着実に時間栄養学の考えが広まっている様子です。

また、継続理由としてインセンティブをメリットに挙げるげる人も多くいました。

「リボーンマジック」では、利用に応じてコインが入手できる仕組みになっており、同社ではそのコインを健康保険組合の『カフェテリアポイント』として、健康にかかわる商品と交換できるようにしています。
コンディションが整えられ、さらにカフェテリアポイントも獲得できるとあって、利用者にとっては一石二鳥の取組みとして動機づけになったようです。

その後の全社導入でも、同社の国内社員のおよそ3割に当たる800人強が登録を行いました。
継続した人のデータを見ると、トライアルと同じようによい結果が出ており、時間栄養学を取り入れた「リボーンマジック」の効果を確信しているそうです。

「参加者の属性、アプリ継続の傾向を独自の方法で解析もしているので、このデータを活用して、より効果的な施策を展開していく予定です」(三上さん)

3. 自主的な健康管理を促し、社員の長期的な高いパフォーマンスを引き出す

アビームコンサルティングでは、「リボーンマジック」をフィジカルやメンタルの不調による休職から復職する社員に向けた再発予防プログラム(ウォームアッププログラム)の一環としても導入しています。

健康支援室マネージャー、保健師・キャリアコンサルタント 三上京子さん

健康支援室マネージャー、保健師・キャリアコンサルタント 三上京子さん

「精神的な不調も含めて、健康管理の基本は食事・運動・睡眠だと考えています。
だからこそ、生活リズムに着目して、コンディションを整えるという時間栄養学の考えは復職に向けた体調管理に適しており、『リボーンマジック』はそのツールとして効果的です」(三上さん)

さらに健康支援室では、時間栄養学の考え方を、休職期間だけでなく復職後も続けるように指導を徹底しています。

「食事や睡眠などに関連する時間栄養学は、日常生活の基本的な部分に深くかかわっています。
一過性で終わらせてしまわずに、毎日の生活習慣として身につけることが大切で、その入り口として『リボーンマジック』を活用しながらサポートしていきたいです」(三上さん)

働く場所や時間など、以前に比べて働き方の自由度が高まりつつある社会状況のなかで、「社員一人ひとりがプロフェッショナルとして自分の健康に責任を持つべき」という同社の考えは、まさに今の時代にマッチしたものといえます。

時間栄養学や「リボーンマジック」を導入したのも、すべては自主的な健康管理を促し、社員の長期的な高いパフォーマンスを引き出すため。

同社の取組みは、これからの多様な働き方を見据えた健康経営のモデルとしても、参考になる部分は多いといえそうです。

□ ビジネスアスリート
社員をビジネス界のアスリートとして捉えた同社独自の考え。
長期的に高いパフォーマンスを発揮するために、睡眠、食事、運動などの生活習慣をサポートするポジティブヘルスケアアプローチを図り、社員の自己実現や目標達成を後押ししています。

□ カフェテリアポイント
同社の健康保険組合ではカフェテリアポイントを導入しており、市販薬など健康維持に関するさまざまなもののなかから自分の好きなものをポイントと交換することができます。

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